AO-MONOLOGUE-LITHIUM 2022

ひとことで言うと、無料で公開している短いエッセイです

本を書こう

ワクチンの仕事のお昼休みに公園でベンチに腰掛けていたら、胸の内側から温かな気持ちが湧いてきた。いったん断念した執筆作業を、もう一度仕切り直して書いてみようと。自然とそういう気持ちになった。今朝、予定より早く駅に着いてしまって、近くのジムで軽く汗を流したのがよかったのかもしれない。清々しく心地よい気分だ。 なるべく文量を減らして、簡単にエッセイを書いてみたくなった。具体的にはまだ未定だが、なるべく紙の本だと形としていつまでも残るからいいなと思っている。ブログとの棲み分けはあまり意識していない。もちろん同じひとが書くわけだから本とブログと内容が重なるのは避けられない。それでもネットに散らばったアイデアや文章の断片、あるいは配信でたまたま口走ったものごとをちゃんと一箇所に掻き集めて、きちんと繋ぎ合わせて、ひとつの形に残すことにもそれなりに意味があるだろう。そう信じている。いちおう値札はつけるけど、商売目的ではない。そもそもそういう意識でネット活動したことが一度もない。何年後か振り返った時に、ああ、こんなしょうもないことを考えていたんだな、と個人的に振り返られればそれでいい。赤の他人が読んだら別に面白くも何ともない卒業アルバムみたいに、あくまで自分にとって特別な何かにしたい。読者の存在はあまり気にしないから期待しないでほしい。その程度のものとして気楽に書き始めたい。公園を満たす陽気の感触を忘れないうちに。