金ローの 紅の豚 を見た
要約
かつて戦争で名を挙げたアドリア海の飛行艇乗りの男性がある呪いを受けて豚になり、中年になった豚が金と女と名誉をかけてライバルと最後の決闘に挑むハードボイルドな物語。
評価
★★★★☆
よき
第一観
絵がキレイ。アジトで豚がバカンスする最初のシーンは、小笠原諸島の秘境を思い出させた。物語もわかりやすい。豚になってしまうところを除けば。大きな謎として豚は最後まで回収されず残るところがいい。真似して言いたくなるフレーズがたくさん出てくる。女が良く働く。もののけ姫にもこういう活気のある女たちのシーンが描かれている。宮崎駿のお気に入りの原風景なのだろうか。女に色っぽさは描かれているがエロさはない。わざとだろう。パンツがエロくない。中身は想像するしかない。男のカッコイイが全て詰まった作品。